説明

タイプ

 

症 状

 アルツハイマー型

家族性型(遺伝性アルツハイマー)65歳未満で発症

アルツハイマー65歳以前に発症 進行が速い

老年型 65歳以上で発症 進行が遅い

(中核症状)

記憶障害・失語・失行・失認・

実行機能障害

(周辺症状)

同じことを何度も言う・尋ねる・不安になる・イライラする・怒る

 レビー小体型

60代以降で発症

アルツハイマー型と間違われやすい

もっとも代表的な特徴は幻視

幻視・無反応・錯乱・睡眠障害など

アルツハイマー型やパーキンソン病と似た症状が出る。

 脳血管性

脳梗塞や脳出血などの脳血管障害で起きる

脳梗塞が7~8割を占める

めまい・しびれ・言語障害・麻痺

知的能力の低下・判断力の低下など

 前頭側頭型

旧ピック病 前頭葉・側頭葉に限って萎縮が起きる

発症年齢が若く男性に多い

人格の変容が観られる

状況に合わない言動

身勝手な行動

 パーキンソン病

50歳後半~60歳代で発症  ゆっくり進行

レビー小体型認知症と同類

手足のふるえ・筋肉のこわばり・動作がスローになる・転びやすくなる

表情がほとんどなくなる・睡眠障害

うつ症状・幻視・妄想など

 

  認知症に占めるそれぞれの割合

    アルツハイマー型 50%

    レビー小体型    20%

    脳血管性型     15%